ほんとにOSOZAKI〜真野ちゃん1stアルバム
真野恵里菜「FRIENDS」
真野ちゃんのアルバムが昨日ようやく届いて聴きこんでるわけですが…
シングルに切ってもよさそうな「OSOZAKI娘」、
ジャジーな「サンタのサキソフォン」、、
伸びやかな声が楽しめる「いつもいつでも」、
ボッサ風の「おやすみなさい」とバラエティに富んだ内容でなかなかの良盤ですが…
シングル曲以外にも、スマイレージがコーラスで参加してます。
インディーズの曲も入ってますから、録音の期間は2年にわたるわけで、
その間の真野ちゃんの歌の上達具合も追っていけるつくりになってます。
その意味で、このアルバムで、感慨深いのは新録の「マノピアノ(Albume Ver.)」。
よくぞここまで来たものだという…
でもこれに関しては、否定的な方もおられるようで、「ぶち壊しだ!」とまでいう意見までありました。そこまで言わなくても、と思うんですが…難しいですね。確かに、つたなくてもオリジナルの生々しさ、リアリティを尊重すべきだという考え方もあるわけで。
実際、よくアーティストで、昔の自分の作品に手を加えちゃう人がいますけど、その結果よくなったかというと、そうは思えない場合の方が多い…
そこらへんをかんがみた上で、それでもやはり当方としては、シンガー真野恵里菜のポテンシャルを十分に引き出しているこの新録音の方を評価したい。やっぱり歌はうまいほうがいいし、ここまでやり遂げた真野ちゃんの努力を称えたい。
オリジナルの方は、将来真野ちゃんのベスト盤でも出た暁に、収録していただくということで…
いや、ほんとにうまくなったと思う。
ライブの「ラッキー・オーラ」のこのドライブ感、
最初この曲を聴いたころからは別モノになってます(真野ちゃんこの日はちょっと調子悪かったんですけどね)。
そういえば、「はじめての経験」がミュージックマガジンの年間ベスト10に選出されたとか…
やはりわかってくれる人はわかってくれるという…