バート・バカラック来日公演

2/20 グリーンホール相模大野 An Evening With Burt Bachrach and The Tokyo Newcity Orchstra


時間は前後するんですが、昨晩行って来たコンサート。
土曜の国際フォーラムにはいけなかったんで。


バカラックももう80歳ということですから、おそらく観ることのできる最後の機会なんでは、と
JBなんかちょくちょく来てたし、元気そうだったんでいつでも行けるだろうと思ってたら、風邪こじらせてあっさりいっちゃって、結局観れませんでしたから、観れるものは観れるときに観ておかなければいけません。


客の入りはいまいち。2階のA席両サイドは開けてない。
これだけのビッグネームにしては、かなりさびしい。バックが日本人というのがネックだったか? 歌手やバンドは向こうの人だったんですけどね。
少し前に、小西康陽氏あたりを中心にして、ちょっとしたバカラック再評価ブームがありましたが、そのときに来てたらもうちょっと盛り上がったのかも。


内容は、懐メロ大会になるのかなと思ってたし、事実数々の往年の名曲ももちろんやったんだけど、一方では元奥さんのキャロル・ベイヤー・セイガーのアルバムの曲とか、けっこうレアなナンバーや、今回のオーケストラのために書き下ろした曲(といってたような気がするんだけど、MCがよく聞き取れず。英語力ないorz)もやったりして、それなりに意欲的な構成でした。


当のバカラックご本人は、

A&M バート・バカラック・ソングブック -A&M Songs Of Burt Bacharach-

こういうイメージが強いけど、

今はこんな感じ。さすがに80ですからね。足腰はしっかりしてて、ピアノもおとなしく座って弾いてたりしないんだけど、声はやっぱり衰えは隠せない。Readymadeのコンピレーションに入ってたインタビューの声よりもっと年取っちゃった感じ。
それでもLook of Love,Raindrop keep fallin' on my headなんかを歌ったときは会場が沸いた。


セットリストの最初と最後がWhat the world needs now is love。
アンコールは2回、握手を求めてステージに駆け寄る客多数。
演奏中に客電がついて、Raindrop…を歌うよう求められても、それに答えられないのは情けなかったけど。


20世紀の伝説的人物の姿を見とどけてきた、ということで。