Unforgettable Summer〜℃-ute前橋〜

10/4 前橋市民文化会館 ℃-uteコンサートツアー2008夏〜忘れたくない夏〜(昼夜)


こういう重要なライブも、きっちり翌日ぐらいにまとめておきたかったんですが…
今頃こんなの書いてもしょうがないけど、まあ、せっかく行ってきたんで。


現地には、11時過ぎ到着で、早速グッズ列に並んだものの、進まない進まない。
結局開演までに売り場に到達できず、あきらめて入場列に並び替える。2時間無駄にした。メシも食えねえっつうの。せっかくの千秋楽、コンディションを整えて参戦したいと思っていたのに、のっけから出鼻をくじかれる。


会場内で買ったほうが早く買えるんだから、さっさと見切りをつければいいわけですけど、限定モノの売り切れの心配がある場合は、なかなかそう思い切ることもできない。地方公演の場合、数量も少ないしね。難しいものです。
その一方、荷物が多かったんで、中のコインロッカーが50円っていうのは助かった。500円もふんだくるステラボールには猛省を促したい。


ライブのハジケ方そのものは、昼公演のほうがすさまじかったように思う。
「夏DOKIリップスティック」のサプライズ。
仙台に続いての「超えろ 楽天イーグルス」。
音響も明らかにラストを意識した、リミッター解除のド迫力。
PAのスタッフは、夜公演前のマツケンサンバ〜お嫁サンバのDJワークでもいい仕事をしていた。
℃-uteのメンバー、スタッフ、観客、まさに参加するすべての人間が、このすばらしかったツアーの終幕へ向けて一丸となっていった。


一方、その夜公演は、ラストを飾るにふさわしい、落ち着いた完成度を追求した内容。
ある意味究極。
英語劇、舞美・なっきぃの寸劇まで高水準。
そして、愛理のソロMC…


いろいろと書こうとはしてみたけど、あのときの愛理について、何を書いても嘘っぽくなってしまうと思うので、やめた。行けなかった人にはごめんなさいというしかないけど、あれが聴けただけでも、前橋まで行ってよかった。いやもう生きててよかったと思えるぐらいの言葉の強さ。
鈴木愛理というひと、われわれは、とんでもないものを目撃しているのかもしれない。


愛理が泣いてるのを見たときも、泣けたけど、
アンコール前半で、もう栞菜がべそかいてるのをみてまた号泣。
「まっさら」の青サイリウムの頃には、もう盛り上がるのを通り越して、
ある種の穏やかさが会場を支配していたように思う。


最後にもう1回、7人が出てきて挨拶。
このときもそうだったんだけど、この日、印象的だったことのひとつが、舞美さんの表情のすがすがしさ。
舞美さんの涙といえば、「キューティーショー」のときも見たわけだけど、あのときの、何かを乗り越えた涙ではない、泣いていながらに剄さを感じてしまう、
そういう高みに、℃-uteは達したのだという…


とりあえず、これでツアーは終わったけど、まだ、未来は長く続く。
どこまで行ってしまうんでしょうね、彼女たちは。