ヒカシュー+洞口依子

6/26 吉祥寺Star Pine's Cafe ヒカシュー [オーロラ・アンダーグラウンドvol.3 「謎の都市には、ゴジラも美女も」]ゲスト:小川美潮 / イノヤマランド / パイティティ


特にヒカシューのファンというわけでもないのだけど、
なぜか巻上さんのライブは何回か見ている私。
それだけコンスタントにライブ活動をされているということなのだろうけど。


ヒカシューも30周年という話で、大変なことである。
Star Pine' Cafeは、自宅から自転車でいけるんで、ゲストも豪華だし、
自分もちょうど休みということで、行ってみた。

イノヤマランド


イノヤマランドのライブを見るのは初めて。CDもYENレーベルのボックスセットに入ってる1stしかもってない。

Yen Box, Vol.1

入場すると、開演前なのに、すでにステージにはイノヤマランドの二人がいて、延々シンセをいじっている。
最初機材の調整でもしているのかとも思ったが、出てくる音がちゃんと演奏になっていて、カシスソーダを飲みながらしばし聴き入る。
開演時間近くになって巻上氏が出てきて、井上・山下のご両人を紹介。けっきょくこれがイノヤマランドの演奏なのだった。

パイティテイ(石田英範・洞口依子


洞口依子さんを生で見るのも初めて。
GOROのグラビアは初出で見てます。
映画では黒沢清監督の名前を挙げるのが正統なのかもしれないけど、
僕が個人的に一番よいと思ってるのが、園子音の「部屋」。
あの映画、確か編集しなおしていたと思うけど、編集前の一番最初のヴァージョンのほうがよかった。


病気でいろいろご苦労されたと聞いて驚いたのが1年ぐらい前
音楽をやり始めたというのはぜんぜん知らなかった。
子宮会議
洞口さんはピンクのTシャツとミニスカート。Tシャツには石田氏ともども、胸にイコライザみたいなレベルメーターがついていて、実際の音にあわせて表示が上下する。


洞口さんが歌うのかと思っていたが、実際はウクレレによるインストゥルメンタルがメイン。二人のウクレレとギター、ベース、ドラム、サックスという編成。


3曲目、洞口依子が歌う「パイク」!


巻上氏がコルネットで参加した曲も含めて、6曲ほど。

パイティティ マクガフィン


ヒカシュー小川美潮+イノヤマランド


15分ほどの休憩の後、今回のタイトルのゴジラものの開始。
といっても特撮関係は、アニメ同様まったく不案内で、伊福部昭も名前を知ってるくらい。
まあとにかくああいう音。インファント島の歌とか。あれは実際にはインドネシア語なんだそうで、そのつながりで、小川さんによる「ブンガワン・ソロ」。


その後ヒカシュー。前半は主に即興。
後半再び小川さんと井上・山下のオリジナルメンバーが加わり、また「パイク」など。
昔のアミューズ時代の話などもちょっと。
アンコールは「プヨプヨ」。


7月にナイロン100%のイベントがあるそうで、ポータブル・ロックや東京ブラボーなんかが復活するという。