のっちスーパー・オン・ステージ、およびSI☆NA東京初上陸

表参道FAB HAPPY! STYLE Communication Circuit 001 (1回目のみ)能登有沙SI☆NA笹峰葵小倉唯

フロアもヲタでスシ詰めなら、セットリストもギューギューに詰め込んでて、
とにかく無駄なMCとか一切無し、ほぼ1時間半、ノンストップで7人が歌いまくるという、すさまじいライブだった。

開演前、アジアのファッショントレンドの最先端をひた走る休日の表参道ど真ん中に、ヲタ丸出しの行列出現。いいさらし者になる。
「何の行列?」って3人ぐらいに聞かれた。


SI☆NAって、どんな感じなんだか、東京にいるとさっぱりわからんのだけど、
それなりに盛り上がってるみたいですね。っっていうのは、開演前の物販の列で、追っかけて上京してきたとおぼしき関西弁のヲタの人たちがけっこういたからなんですが、
かなり濃厚な雰囲気で、こちらはちょっと押され気味。
ガッタスTシャツののっちヲタも、もちろん多かったですけど。


ハロプロ関西の子たちは、昨年11月の、万博公園でのハロプロやねんの公開録音のフロントアクトで、生で観る機会があった。
そのときに出てたハロショの臨時店で、ごく至近距離で接することもできたのだけど、それ以降、縁がなかった。あの時は、ライブも正直まだまだな感じだったんだけど、さてあれから数ヶ月。どうなっているか。


最初と最後の方だけハローの曲で、中盤はアニソンと往年のアイドルのカバー。アイドルはともかく、アニメ関係はまったく不案内なんで、何もいえません(「魂のルフラン」ぐらいはさすがに知ってるけど。のっち気合入れまくりでワロタ)。
どうしてこんな企画が突然生まれたのか、経緯はまったくわかりませんが、あれで全曲ハロプロだったら、マジでけっこう危険な状況になってたと思うので、そういう意味では助かった。


番号が若かった(30番台)んで、けっこう前の方にいたんですが、あの満員電車状態じゃ身動きとれませんな。それでも踊るやつ、飛ぶやつはやるわけで、開演中もあっちこっちでどつきあい発生。まあ、おっさん連中がどれほど揉めようとこっちの知ったことではないですが、女の子もちらほら来てて、その子たちは、隅のほうで小さくなってる他なかったわけで、ちょっとかわいそうでしたね。あの会場じゃ、ファミリー席ってわけにもいかないし、弱ったね。今後の検討課題でしょう。


それにしてものっちですよ。もう、これがすごかった。ダテにエッグのリーダーを張ってませんね。堂々たるものでした。SI☆NAの4人と研修生2人を向うに回しても、一人でドンと来いという。
松浦・後藤・藤本、それに年下だけど小春、と主にソロメンのレパートリーをやったんですが、完全にのっち自身の世界になってた。ピンのアイドルとしてすでに完成してる。


SI☆NAもよかった。もっと大きい箱だとどう見えるかはまだわからないけど、とりあえずここでは、今日やっと顔と名前をとりあえず一致させたような当方でも楽しめる水準に仕上がってた。東京のエッグもうかうかしていられないでしょう。
それに、首都圏中心の、お行儀のよいベリキューエッグにはない、初期モーニング娘。のようなワイルドな雰囲気を彼女たちは漂わせてて、ハロプロ関西を発足させたのはそういうもくろみもあったのかな、なんてことも考えました。
今後の関西以外での展開はどうするのかな。
ハローの曲でやったのは、主にベリキューで、あの子たちも、もう下の子にカバーされるようなポジションに来たのかと、ある種の感慨も。
研修生の子2人は、あれだけではまだなんともいえない。


終演時に、7月に2回目をやるという告知が。メンツとかはまだわかりませんし、そもそもこの企画がどういうものなのか、今ひとつ理解できてないんですけど、とりあえず非常に楽しめたので、また行きたいと思ってます。