受苦/情熱〜4回目の℃-uteの日〜

渋谷AX ℃-ute Cutie Circuit 2009 〜9月10日は℃-uteの日


「9月10日は℃-uteの日」。
最初はただの語呂合わせでも、4回目ともなれば何がしかの真実味を帯びてくる。
まして、その4回が4回とも奇跡的なクオリティとなれば、そこには何かがあると思わざるをえない。


イベントっていうより、ほとんどコンサート。
しかも正規のツアーでは難しい、こういう機会だからできる選曲というのは例年通りだったけど、
今回は、オープニングに「行くZYX」を持ってくるあたりからして、もうただごとではなかった。いきなり宇宙開闢から話が始まるみたいなもので。
2曲目の、ヲタ支持の高い「美少女心理」から
ディスコクイーン、通学ベクトル、夏DOKI、ツアーではやらない各メンバーの代表的ソロ曲、準ソロ曲、


梅さんの一人MC。
デビュー当時の思い出話の中に、あまりにも自然にめぐの名前が出てくる。
その自然さが、逆に会場を、緊張とも感動ともつかない異様な空気に包み込む。
僕らの輝き」そこにいたはずの栞菜のパートを、皆で歌ってくれといわれたとき、その空気が一気にはじける。


コントとDJマイマイのコーナーをはさんで、後半はまっさら、即抱き、大もてとインディーズ時代を3連発


最後の舞美さんのMC。
ここでもめぐと栞菜の名前が何のためらいもなく語られる。
去っていった二人と、これから去っていく梅さんへの惜別の思いと、前に進んでいく決意。
傷を包んでいた包帯をそっとほどいていくようなやさしさと力強さ。


そして、ラストは、フルサイズでは6人でやる最後の「わっきゃない(Z)」。
これをここでやるか…
4年の活動の総決算という意味では、今のツアーを補完する選曲
というかツアー以上に真っ正面、王道を行くセットリストだった。
神がかってた。


毎年9月10日には音楽の神が東京に降りてくる。