「スッペシャル ベストVol.1」について


どうも選曲が不評なようですけども…
それこそ、Never Forgetのころならいざ知らず、
最近のつんく♂氏は、こういうアニバーサリー的なリリースのときは、こっちの期待をヘンな意味で裏切るようなことばかりしてますから。
石川さんのラストシングルが、「大阪 恋の歌」でよかったのか、とか…
あれも最近でもないか…


シングルだけだったら順当な並びといえないこともないんですが、
名曲の多いカップリングからは、今でもライブの定番である「友情純情」というのもまあわかるとして、
多くの方が不満に思ってるのは、アルバム曲でしょう。
1stから2曲というなら、普通、「恋はひっぱりだこ」と「安心感」だろうし、
4thからは、SSA最年少記録記念ということで、「桜→入学式」あたりを、
歴史を振り返るという意味だったら、シングルでも、8人時代のラストということで「21時までのシンデレラ」を入れてもよかった。


「思い立ったら 吉でっせ!」は、前にハロコンでもやったし、作ったご当人がよっぽど気に入ってるのか、
それとも、この曲は、茉麻センターのイメージが強いんで、つんく♂氏のひそかな茉麻推しを意味しているのか…


それに「5」から、あまり間をおかないリリースなのだから、あれに入ってる曲もいらんだろう。
地味ながら売れた「ジンギスカン」は許すとして、「BE」の代わりに「VERY BEAUTY」をいれてれば…


…などなど、不満は言い出せばきりがないんですが、
来月下旬には、もうこのベストアルバムを前提とする春ツアーが始まるわけで、
「ベリコレ!」のセットリストが、ほとんどツアー初演の「5」の曲で占められていたのに対し、
今度の「そのすべての愛に」は、当然この5年間の集大成となるであろう内容が期待されます。



この前の楽曲大賞イベントのときも、どなたかがおっしゃってたんですが、
「ベリコレ!」初日の八王子、オープニングの「HAPPY! StandUp」、
アルバム発売前で、初めて聴くはずの曲であったにもかかわらず、あれだけの盛り上がりを作り出せた。
「おおーっ、なんだこの曲!?」というあの興奮。
今のBerryz工房には、あれだけの底力がある。5年やってるんですから。
あのパワーで、過去のレパートリーをどのように料理してくれるのか。
彼女たちなら、やってくれると思ってるんですが…