やっぱり70年代〜五木ひろしと競作〜


ピンクレディーは、かにょんとサキチィーがやったんだった。忘れてた。


「II」の理由は、種が明かされてしまえばどうということもなかったわけですが、
中学生のゆうかりんに居酒屋歌わせた暴挙に続いて五木先生、
その魔手を今度は℃-uteに伸ばしてきました。
よこはま・たそがれ」のいかにも歌謡曲的なケレン味は、
全盛期の宇崎竜童がそれこそ全力で展開してたわけで、
だったらもうちょっと吹っ切れた曲でもよかったと思うんですが。
(宇崎竜童って、五木ひろしより年上だったとは)
演歌にせよ、アイドルにせよ、非常に日本ドメスティックなジャンルなわけで、
謡曲全盛期のあの頃の息吹をもう一度取り戻せたら何より。
やっぱりカギは70年代なのか。


中日スポーツ

曲は当初、℃−uteと同じ所属事務所の五木の新曲用に制作されたが、プロデューサーのつんく♂(39)が同曲に着目。「アイドルに“現代のおとぎ話”を歌わせたい」として、五木に相談を持ちかけたところ、五木が快諾した。

こういうシンプルな文章にまとめ上げた労力を賞賛したい。

作家生活43年で初めてアイドルのために作詞した吉岡氏は「アイドルへの作品提供は快挙か暴挙か? 手毬の行方が楽しみ」とコメントした。

このコメントがなにより天才。



江戸の手毬唄II

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