第40回 NHK福祉大相撲


バスツアーにもパシイベにも落ちた負け組は、もう相撲ぐらいしか見るものはないのである。これ見たら、あとはSSAまでベリはおあずけ。


11時半ごろ両国到着。会場近辺には、もうベリライブでは毎度おなじみの面々がちらほら。



国技館なんで初めてだし、今後も来ることがあるとは思えないので、早めに入って中をいろいろめぐってみる。案内の人も和風のいでたちだし、やぐらの上でテンツク太鼓たたいているし、なかなかエキゾチックな空間。お茶屋さんていうんですか?ああいうのもはじめてみた。外国人の観光客も多いけど、日本人の自分も相撲なんて生で見るの初めてなんだものな。



席は2階イス席の4列目。売店カップ酒と焼き鳥を買って着席。自分は買わなかったけど、朝青龍弁当とか琴欧州弁当というようなものが売ってるんですね。飲食いしながら見れるというのはいいですな。いや、ちゃんと座ってみるから転落なんてしません。



観客は、まあ普通の相撲ファンの年配のおじさんおばさん家族連れが大半なワケだけど、他には福祉の企画ということで招待されたそういう施設の人たち。外国人観光客。そして後は、一目瞭然のベリヲタたち。はっきりいって会場のヲタ濃度、極めて高かったです。ベリメンのバースデーTシャツとか着てるし。ああ、あの人も、この人も、という感じでゴロゴロ。升席にもかなりいる。ベリが登場したときにはサイリウム振ってたし。
しかし、ハロショの青袋ぐらいならまだしも、何で相撲見るのにハッピーバッグ持ってくるかね? 他にかばん持ってないの?


客席の入りは、4分の3ぐらい? 2階席はがらがらってほどじゃないけど、けっこう空席もあったので、席を選ばなければ当日券でも十分だった感じ。


1時スタートで、3時ごろまで相撲関係のいろんな実演や、幕下力士のトーナメントなど。退屈するかなと思ってたけど、相撲甚句初っ切りではいろいろギャグを飛ばすし、土俵から客席に向かって手を振ったりして、意外なほどエンターティメントしていて、かなり楽しめました。歌舞伎なんかもそうらしいけど、日本の古典芸能って、そこらへん侮れないんだよね。
琴欧州露鵬とちびっ子力士が相撲取るコーナーで出てきた4歳の子がかわいかった。あと、日露混血のニキータっていう金髪の男の子が露鵬に挑戦したりとか。



で、3時からの「お楽しみ歌くらべ」でベリ登場。出演歌手の中ではもちろんいちばん若手だし登場も最初。豊ノ島と「青春アミーゴ」を歌う。その後「胸さわぎスカーレット」(ショートヴァージョン)。衣装ももちろんアレ。NHKらしくステージにバンドが入っているので、それでやるのかと思ったら、いつものカラオケ。バンドの人たちは手拍子とかしてくれてた。どうもすいませんね。


力士と歌手がペアになってて、それぞれ歌うのだけれど、ベリ以外の歌手の皆さんはド演歌なのに対し、力士たちは意外にバラエティに富んだ選曲。「とんぼ」とか「名残り雪」とか。コブクロの曲歌った力士もいたし。彼らは、ああいうなりはしていても、中身はおもに20代ぐらいなんだから、それも当然か。NHKももっと若手の人選を増やしてもよかったのでは? まあ観客層を考えると仕方ないのか。

そういえば、以前よくハロー関係のライブに来ていた相撲取り、最近見ないけど、どうしたのか? ヲタやめたか?


歌手が力士にいろいろ聞く構成になってて、キャプテン、桃子、雅が豊ノ島に質問。彼がサッカーが趣味ということで、リフティングを披露。NHKのアナウンサー、「Berryz工房も皆さんもフットサルやってらっしゃるんですよね」よう調べとるやんけ。excellent work.
その後はずっとおとなしくイスに座ってただけ。それはやっぱりいづらいよな。ベリ史上最大のアウェー戦でした。
会場にはけっこう子供も来てたんで、彼らにアピールできていればいいんだけど。


その後、朝青龍の綱締め実演と土俵入り。幕内力士の取り組み。
琴光喜雅山戦では雅山に対して猛烈な声援。もちろん誰が声を張り上げているかは言うまでもない。NHK「会場はたいへんな盛り上がりです」w。いや、違うんです。結局負けたんですけどね、雅山


結びの琴欧州朝青龍戦は、やはりなかなかの見ごたえ。勝ったのは琴欧州


結局弓取り式まで見てしまった。他のベリ目当てと思しき人たちも、あまり帰った人は見当たらない。まあ、升席はけっこう高いんだろうし。こういうことでもなければ、相撲なんて見に来ない。有名どころの力士たちも一通り観ることができたし、いい感じの日曜日だった。


あの子たちのおかげでいろんな経験をさせてもらえる。自分は本来出不精なんで、彼女たちに出会うことがなければ、こんなに日本中あちこち行くこともなかっただろうし(愛知県某所には連れて行ってもらえないけど)。